こんにちは。tomoです。
私は2018年に全日制から通信制高校に編入し、今年卒業しました。
通信制高校はネット上では、頑張れば大学進学も可能と書かれています。
「頑張れば」がどれほど大変かは、私も経験したためよくわかっています。
通信制高校からの大学進学は本当に大変です。
私は大学受験に挑戦して失敗しており、現在浪人しています。
なかなか失敗談は珍しいのではないかと思い、この記事を書きました。
今回は「通信制高校からの進学」にスポットを当てて、私の体験と共に紹介していきます。
通信制高校での勉強について
まず、通信制高校の勉強についてです。
こちらの記事に書きました。
要約すると、通信制高校の勉強はそこまで難しくないよ、ということです。
通信制高校の勉強は、効率よく高卒資格を取るためには十分なんですね。
しかし、「進学」を視野に入れると、非常に物足りないんです。
本当に進学を目指すなら、通信制高校の勉強を過信してはいけませんでした。
私の受験勉強失敗談
ここからは私の話を紹介させていただきます。
私が通信制高校に通っていた時、進学について意識しだしたのが2年の終わりごろでした。
これから受験生になるのですから、時期としては妥当かもしれません。
しかし、その当時の私の学力は絶望的でした。
中卒レベルです。
比喩ではなく、本当に高校の勉強がほとんど頭に入っていない状態でした。
2年間のハンデを背負った状態だったので、まずは塾に通うことにしました。
塾に通い始めて
3年生になったその日から、私は塾に通い始めました。
今までとは打って変わって、ゲーム三昧の日々から勉強三昧の日々へ、変化を遂げます。
そうすると、ほとんど勉強をしてこなかったこともあり、私の学力は急激に上がり始めました。
数か月後には高1、高2の演習問題を解けるまで上達します。
勉強を始めてから4か月後には、高3の勉強を始めるにまで至りました。
毎日10時間以上の勉強を積み重ねた結果です。
現役の受験を断念する
私は毎日のように勉強していました。
しかし、終わりは突然やってきたのです。
言うなれば、燃え尽き症候群というやつです。
当時の私は、ブランクを埋めようと必死に勉強していました。
もちろん それで、勉強は身についてきたのですが、それでも周りの受験生と差は開いたままでした。
もっと頑張れば、と自分を追い詰めていました。
その過程で自分自身を見失い、結局その年の受験をあきらめることにしたのでした。
学力に差があったからこそ、引け目を感じてしまい、自ら勉強していなかったツケが回ってきたのです。
通信制の高校生が進学を目指すうえで大切なこと
以上が私の経験談になります。
この段落では、私の経験から進学を目指すうえで大切なことを2つ紹介します。
・動くなら早いうちに
一つ目は「動くなら早いうち」にということです。
状況はどうあれ、通信制高校で勉強をしていると、周りと差が開きやすくなります。
それは、一部には通信制高校があまり社会とかかわりがないから、ということが挙げられます。
同世代の全日制に通う人たちとの交流も少ないため、目標を定めづらいです。
しかし、毎日同じ生活が続くわけではありません。
数年後には自分の将来について考えなくてはいけないときがやってきます。
その時に考えるよりは、今考えてしまった方が楽です。
私はそのタイミングが遅れたからこそ、自ら壁にぶち当たったのです。
そして、将来のことを考えているなかで、進学が目標になるかもしれません。
自分がしたいことなら、目標を決めて悪いことは一切ないです。
もし、目標が変わってしまっても、努力した分は糧になります。
通信制高校では、自主的に動ける人が有利な面があるので、早めに考えて行動に移せると かなりリードできます。
私のように焦るよりは、絶対に余裕を持って進めた方がメリットが多いです。
・他人の力を借りる
そして、もうひとつは力をかりることです。
通信制高校の問題点として、孤独になりやすいということがあります。
私も勉強に関しては、自分で悩んでばかりいました。
しかし、他の人の力を借りれば、もっと楽出来たかもしれません。
特に、進学のための勉強は、将来にかかわる重要な行動です。
一人で悩んでいた私が言うのも何ですが、悩む時間は辛いし、勉強が進まないです。
自分で貯めこまず、他人に助けを求められる人は、社会に出ても上手にやっていけるはずです。
まとめ
以上、通信制高校からの進学について紹介しました。
全てがうまくいくことは少なくて、私のように挫折する可能性もあります。
実際、勉強は楽なことだらけではないですし、する上で辛いことはあります。
しかし、辛いことだけではありません。
私は、そこが勉強の良いところだと思っています。
進学できなくたって、経験が役に立つ場面もあるはずです。
あなたが、もし、大学を受験しようと考えているのなら、心から応援しています。
今回は以上です。